進路に悩む文系高校生へ 2英語はしっかり勉強しろ
前回から進路に悩む文系高校生にアドバイスという形で書いています。
1 数学は切るな
2 英語はしっかり勉強しろ
3 幅広い本を読め
前回は、近年文系学部でも数学を統計という形で使うという理由から「数学を切るな」と書きました。
今回は2 英語はしっかり勉強しろ について書きます。
この理由は簡単です。英語はあまりに社会で求められすぎているからです。
就活をみれば、名のある企業は大体TOEICの点数を提出させます。そうでなくとも、1次試験のペーパーテストで、長文読解の問題が当たり前のように出てきます。
それらの問題は、大学受験を通じて当たり前のように英語をやってきた人たちからすれば超簡単な問題ばかりです。一方で、高校で英語をあまりマジメにやらなかった人からすれば、問題数が多い中でなかなか解けないということになります。
つまり、英語に関して言えば「いつやるの?今でしょ!」ということになります。(古い。。。)
もっとマジメな理由でいえば、大学では英語を読むことがたくさん増えます。特に、政治学、経済学、心理学、社会学、西洋史学などは論文が当たり前のように英語で読まされます。これらの論文で使われる英語は、例えばシェークスピアのような難解な英語ではなく、高校英語で対応できるものばかりです。英単語の勉強で「なんでこんなの覚えなきゃならないんだ...」という単語がたくさんあるかと思いますが、大学生になればわかります。「全部使うじゃん」って。
次回は、3 幅広い本を読め、です。